CAT5eとCAT6どっちがいい?速度・価格・用途で選ぶLANケーブル

CAT5eとCAT6どっちがいい?LANケーブル選びのAI生成イメージ
AI生成イメージ。実製品の写真ではありません。
この記事には楽天アフィリエイトの広告リンクが含まれます。仕様・販売価格例は2026年9月26日に確認しています。通信速度は規格上の値であり、実際の速度を保証するものではありません。本記事独自の速度測定は行っていません。

「CAT5eとCAT6はどっちがいい?」「LANケーブルを替えればネットが速くなる?」と迷っていませんか。

新しく買うなら、価格と取り回しに無理のないCAT6が候補です。今あるCAT5eで1Gbpsの接続が安定しているなら、規格名だけを理由に買い替える必要はありません。10Gbpsで使う予定がある場合は、CAT6Aも検討しましょう。

📌 今の使い方から選べます
  • 1ギガ回線で、今の有線接続に不満がない:手持ちのCAT5eを継続
  • 新しくLANケーブルを買う・2.5G/5Gも検討中:機器の指定に合うCAT6を候補に
  • 10ギガ回線・10GbpsのNAS接続を予定:10GBASE-T対応のCAT6Aを候補に
  • 壁の中の配線を見直したい:ケーブルだけでなく、LANコンセントや工事条件も確認

速度・長さ・価格の違いに加えて、ゲーム、在宅勤務、マンションの壁内配線での選び方も見ていきましょう。

目次

CAT5eとCAT6、あなたの使い方にはどっち?

今の1Gbps接続をそのまま使うならCAT5eで足りる

CAT5eは1Gbpsの有線LANで使える規格です。ルーターとパソコンが1Gbps対応で、ケーブルの状態にも問題がなければ、動画視聴や在宅勤務のためにCAT6へ替えなければならないわけではありません。

「古い規格だから遅い」と決めつける前に、機器が何Gbpsで接続されているか確認しましょう。1Gbpsのリンクが成立している環境でケーブルだけを替えても、端子の上限を超える通信にはなりません。

新しく買うならCAT6の価格差と太さを確認

新規購入では、CAT6を選ぶと2.5G/5G機器を検討するときにも候補を広げられます。ただし、CAT6ならどの商品でも10Gbpsを保証するわけではありません。パッケージや仕様欄の対応規格を優先してください。

CAT6は製品によって太さや曲げやすさが違います。狭い配線スペースでは、規格の数字だけでなく、直径・コネクタの大きさ・必要な長さまで確認すると選びやすくなります。

CAT5eとCAT6の違いを速度・用途・価格で比較

基本的な規格の違いと、同じメーカーの「3m・ブルー・単線・UTP」の商品価格例をまとめました。ツメ折れ防止などの仕様は異なるため、価格差がすべてカテゴリの違いによるものとは限りません。

CAT5e・CAT6の比較と3mケーブルの価格例
カテゴリ伝送帯域/1Gbps1Gbpsを超える接続向いている使い方税込商品価格例
CAT5e100MHz
1Gbps:最大100mのチャネルが目安
2.5GBASE-Tは規格上100m
5Gbpsは条件付き。機器・配線の適合確認が必要
既存の1Gbps接続を継続
対応機器で2.5Gbpsを検討
1,320円
KB-T5T-03BLN
3m・送料別
CAT6250MHz
1Gbps:最大100mのチャネルが目安
5GBASE-Tは規格上100m
10Gbpsは距離・配線条件に制約。商品ごとの対応を確認
新規購入
2.5G/5Gも見据えた選択
2,000円
KB-T6TS-03BLN
3m・送料別

価格は2026年9月26日にJoshin web楽天市場店で確認した表示例です。ポイント・クーポンを差し引かない税込商品価格で、最安値ではありません。両商品とも通常送料550円の表示(確認時の配送先:埼玉県)。送料・地域条件・在庫・価格は購入画面で再確認してください。「100m」はLANコンセントや接続コードを含むチャネル全体の目安で、どんなケーブル1本でも100mを保証する意味ではありません。

基本仕様:CAT5e商品仕様/CAT6商品仕様。距離・マルチギガの条件:サンワの選び方/Fluke Networksの解説。

1Gbps接続用の3mケーブル

サンワサプライ
KB-T5T-03BLN(CAT5e)

サンワサプライ KB-T5T-03BLN ブルー3mの商品画像

税込価格例:1,320円

単線・UTP・直径5.5mm。
1Gbps用途で選ぶ候補です。

楽天でCAT5eの商品を見る
ツメ折れ防止付きの3mケーブル

サンワサプライ
KB-T6TS-03BLN(CAT6)

サンワサプライ KB-T6TS-03BLN ブルー3mの商品画像

税込価格例:2,000円

単線・UTP・直径6.4mm。
メーカーの通信速度表示は1Gbpsです。

楽天でCAT6の商品を見る

商品画像は楽天アフィリエイトの商品画像です。上記2商品はメーカーが1Gbps対応として案内している製品です。2.5G/5G/10G用途で買う場合は、その速度での対応をメーカーに確認するか、対応を明記した別製品を選んでください。

💰 この2商品の価格差は680円

両方とも3mですが、CAT6の方はツメ折れ防止コネクタ・カバーを備え、直径も異なります。頻繁な抜き差しや配線スペースも含めて判断しましょう。「CAT6は常に680円高い」という意味ではありません。

CAT6に替えるとネットやゲームは速くなる?

家庭でルーターとパソコンをLANケーブルでつなぐイメージ
有線接続の利用場面を表したAI生成イメージです。実製品・速度測定の写真ではありません。

100MHzと250MHzは、ネット速度が2.5倍という意味ではない

MHzは、ケーブルが扱う信号の周波数特性を示す単位です。Gbpsは、データを伝送する速度の単位です。CAT6の250MHzがCAT5eの100MHzの2.5倍だからといって、ダウンロードも2.5倍になるわけではありません。

例えば、ルーターもパソコンも1Gbpsの端子なら、CAT6へ交換してもその接続の上限は1Gbpsです。契約回線の混雑、接続先サーバー、端末の性能なども実際の速度に影響します。

買い替えで改善を期待できるのは、ケーブルが原因のとき

ケーブルが傷んでいる、コネクタが緩む、対応しているはずなのに100Mbpsでしかリンクしないなど、配線に原因がある場合は交換が改善につながることがあります。ただし、100Mbps接続が機器側の仕様なら、ケーブルを替えても変わりません。

購入前に、パソコンなどのリンク速度、ルーターのLANポート、USB-LANアダプターやハブの対応速度を順に確認しましょう。1Gbpsは1,000Mbps、100Mbpsはその10分の1のリンク速度です。これは実際のインターネット速度をそのまま示す数値ではありません。

ゲームのPingは、CAT6という名前だけでは下がらない

対戦ゲームでは、通信の安定性や遅延も大切です。今のCAT5eで正常に1Gbps接続できているなら、CAT6に替えるだけでPingが必ず下がるとはいえません。Wi-Fiの混雑や電波状態が原因なら有線化を検討できますが、ゲームサーバーまでの経路や回線混雑はケーブルのカテゴリでは解消できません。

🎮 ゲーム・在宅勤務で確認したい順番
  1. 端末・ルーター・途中のハブが必要な速度に対応しているか
  2. ケーブルに傷みがなく、コネクタがしっかり固定されているか
  3. 有線での接続速度と、実際のアプリの動作に問題があるか

2.5Gbps・5Gbps・10Gbpsを使うならCAT6Aも候補

CAT5eは「絶対に1Gbpsまで」とは限らない

IEEE 802.3bzでは、2.5GBASE-TはCAT5eで100m、5GBASE-TはCAT6で100mが対象です。CAT5eの5Gbps利用にも定められた条件があります。したがって「CAT5eでは1Gbpsを超えられない」と一律にはいえません。Fluke Networksの規格・既存配線の説明

ただし、規格上の対象と、特定のケーブル商品の対応表記は別です。機器の説明書にあるケーブル条件を確認し、既存の長い配線や束ねられた配線では、必要に応じて専門業者による適合確認を検討してください。

CAT6の「10Gbps・55m」は無条件の保証ではない

既存のCAT6配線を10GBASE-Tで使用する際には、55mまでを対象に性能を確認する考え方があります。しかし、周囲のケーブルからの干渉なども関係するため、「CAT6なら55m以内で必ず10Gbps」とは扱えません。Fluke Networksの10GBASE-T試験対象の説明

10Gbpsを目的にこれから買うなら、10GBASE-T対応を明記したCAT6Aが分かりやすい選択です。CAT6Aは伝送帯域500MHzで、適切なチャネル構成なら10Gbps・100mに対応する規格です。サンワのカテゴリ・長さの解説

10ギガ回線でも、パソコンまで10Gbpsとは限らない

ONUとルーターの接続が10Gbpsでも、パソコンにつなぐLAN端子が1Gbpsなら、その有線リンクは1Gbpsです。CAT6Aを使っても端子の速度は変わりません。

10Gbpsでデータをやり取りしたいなら、ルーターのLAN側、スイッチ、パソコンのネットワーク端子、NASなどの接続先まで確認しましょう。NASとパソコンの家庭内転送は、インターネット回線の契約速度とは別に、双方の端子や機器性能に左右されます。

長さ・太さ・壁内配線まで確認すると選びやすい

丸型LANケーブルをゆるく曲げて整理したデスクのイメージ
ケーブルの長さ・取り回しを考えるためのAI生成イメージです。掲載商品の写真ではありません。

1m・3m・10mは、実際の配線経路で選ぶ

必要な長さは機器同士の直線距離ではなく、机の裏や壁沿いを通る経路で測ります。少しの余裕は必要ですが、余った長いケーブルを無理に押し込む必要はありません。価格を比べるときも、1mの商品と10mの商品を混ぜずに、同じ長さで比較しましょう。

1Gbps用のチャネルは100mが基本の目安ですが、細い・特殊形状の製品や延長部品では条件が異なります。製品の対応長や使用条件を確認し、扉や家具でつぶさず、メーカー指定の曲げ半径を守って使ってください。

丸型・フラット・極細は、カテゴリとは別の選択

「CAT6」は性能のカテゴリで、形状の名前ではありません。丸型は一般的な配線に、フラット型や極細タイプはスペースが限られる場所で候補になりますが、どの形状にも対応速度や長さの確認が必要です。

机まわりで動かすなら曲げやすさ、固定するなら耐久性や配線条件を優先しましょう。単線・より線の違いも取り回しに関係します。掲載した単線の2商品が、すべての机や可動機器に最適というわけではありません。形状・線材の選び方

UTPとSTPは、家庭では接続環境も含めて選ぶ

UTPはシールドなし、STPはシールドを備えるタイプです。CAT6でもUTP製品はあります。一般的な家庭用途では、まず機器メーカーが指定する適合製品を確認しましょう。STPは接地や接続機器との組み合わせも関係するため、「シールド付きなら必ず有利」とは限りません。サンワのUTP・STP解説

マンションのLANコンセントは、部屋のケーブルだけでは変えられない

壁のLANコンセントにCAT5eと書かれていても、RJ-45形状のCAT6ケーブルを接続することはできます。ただし、部屋のケーブルをCAT6へ替えただけでは、壁内ケーブル・LANコンセント・建物側の設備までCAT6に変わるわけではありません。

壁内配線の交換や増設は、管理会社・所有者の許可、配管の余裕、コンセント部材の適合などが必要です。10Gbpsを見据えた工事ではCAT6Aも含めて業者に相談し、配線全体の構成と施工後の確認内容を確かめましょう。賃貸では壁内配線を勝手に変更しないでください。

CAT5eとCAT6でよくある疑問

CAT5eとCAT6は混ぜて使える?

一般的なRJ-45の対応機器では、異なるカテゴリのケーブルを各区間に使えます。ただし、必要な速度の条件を満たさない区間があれば、そこが制約になります。途中のハブが1Gbpsなら、CAT6Aを追加してもそのハブを介する接続が10Gbpsにはなりません。

CAT5とCAT5eは同じ?

別のカテゴリです。ケーブル表面やパッケージに「CAT5e」「Category 5e」などの表記があるか確認してください。「CAT5eの話」を「CAT5」のケーブルにそのまま当てはめないようにしましょう。カテゴリ表記の見分け方

Wi-Fiでしか使わないスマホも速くなる?

スマホとルーターの間はWi-Fiなので、LANケーブルを直接使っていません。ONUや有線接続のアクセスポイントとの間にケーブルが原因の制約がある場合は別ですが、正常な1Gbps接続をCAT5eからCAT6へ替えるだけで、スマホが必ず速くなるわけではありません。

CAT7やCAT8を買えば、さらに快適になる?

数字が大きくても、端末やルーターの端子、回線の上限は変わりません。1Gbps用途ならCAT5e/CAT6、10Gbpsを新しく構成するならCAT6Aの対応製品から検討し、必要のない性能だけに追加費用をかけない選び方ができます。

今あるCAT5eは活かし、新規購入は用途に合うCAT6を

CAT5eとCAT6で迷ったら、今困っていることと、これから必要になる接続速度を分けて考えましょう。1Gbpsが安定しているならCAT5eのままで構いません。新しく買うなら、価格・長さ・取り回しに合うCAT6が候補です。

✅ 買う前に確認する3点
  • 回線だけでなく、ルーター・端末・ハブの端子速度を確認
  • 同じ長さの商品を、送料とコネクタ仕様も含めて比較
  • 10Gbpsが目的なら、10GBASE-T対応のCAT6Aを検討

「CAT6に替えれば何でも速くなる」と考えるより、今の配線の状態と機器の仕様を確かめる方が、無駄な買い替えを避けられます。

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この記事を編集・確認したチーム

くらべるNEXT編集部のアバター くらべるNEXT編集部 商品の比較・情報確認を行う編集チーム

くらべるNEXT編集部は、家電・デジタル機器・日用品など、暮らしに関わる商品の違いを、読者が比較・判断しやすい形で届ける編集チームです。

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