auの料金プランで迷ったら、月のデータ量・使える割引・Pontaパスの必要性の順に比べると、候補を絞れます。月3GB以内が安定して続くならスマホミニプラン+、3GBを超える月が多いなら使い放題MAX+が基本です。Pontaパスを使う人はauバリューリンクプラン、日常の決済をauにまとめている人はマネ活2も比較できます。
ただし、「5GBまでだからミニが安い」「実質3,528円だからマネ活が最安」とは限りません。この記事では、通常の月額料金と後日の還元を分け、同じ割引条件で差額を計算します。auを続けたい人の選び方を中心に、UQ mobile・povoも含めて見直したい場合まで整理しました。
料金・受付条件の確認日:2026年10月13日。金額は税込、1回線あたり。端末代、通話料、追加オプション、各種ユニバーサルサービス料等は別途です。期間限定の端末特典や入会特典は通常料金の比較に含めていません。
auの料金プランはどれがいい?使い方から選ぶ
スマホミニプラン+
Wi-Fi中心で、外では連絡・地図を少し使う人。毎月3GB以内に収まるかを確認。
使い放題MAX+
Pontaパスを使わず、スマホのデータ量を気にしたくない人。
auバリューリンクプラン
使い放題MAX+との差は月220円。必要な特典をまとめたい人。
auバリューリンク マネ活2
実際に受け取れる還元額で比較できる人。請求額の低さを重視する人は慎重に。
auの一般向けプランでは、小容量から使い放題へ料金が大きく変わります。無制限やau固有の特典が不要なら、同じKDDI系の別ブランドも候補です。18歳以下はU18バリュープランを先に確認してください。
主要プランの料金比較|割引前と割引後を分けて見る
| プラン・容量 | 割引なし/月 | 3つの割引適用/月 |
|---|---|---|
| スマホミニプラン+ 1GB以下 | 4,928円 | 2,398円 |
| スマホミニプラン+ 1GB超〜3GB | 6,578円 | 4,048円 |
| スマホミニプラン+ 3GB超〜5GB | 8,228円 | 5,698円 |
| 使い放題MAX+ データ使い放題 | 7,788円 | 5,258円 |
| auバリューリンクプラン データ使い放題 | 8,008円 | 5,478円 |
右列の条件:家族割プラス3人以上(−1,210円)+auスマートバリュー(−1,100円)+au PAY カードお支払い割(−220円)、合計−2,530円。使い放題の2プランはデータ利用量合計1GB以下の月にさらに−1,650円。マネ活2は割引体系が異なるため、後段で別に比較します。
出典:au「スマホミニプラン+」 / au「使い放題MAX+」 / au「auバリューリンクプラン」
「割引なし」の料金から、使えるものだけ引く
家族3人以上の割引を受けられない人が、2,398円や5,258円をそのまま毎月の支払額として考えると予算がずれます。家族2人なら割引は660円で、3人以上のケースより月550円高くなります。家族割がない場合は月1,210円、対象ネットがない場合は月1,100円を右列に足し戻すと、自分の条件に近づきます。
スマホミニプラン+は1GB以下4,708円、1GB超〜3GB6,358円、3GB超〜5GB8,008円。使い放題MAX+は7,568円です。「同じauでも、家族と自宅ネットの条件で負担は大きく変わる」と分かります。
スマホミニプラン+は月3GB以内が安定する人向け

スマホミニプラン+は、使ったデータ量で料金が3段階に変わります。1GBを超えた月は1,650円、3GBを超えた月はさらに1,650円上がります。毎月同じ料金で収めたい人には、Wi-Fiの使い方や外出時の動画視聴が判断材料になります。
3GB超〜5GBでは、使い放題MAX+より月440円高い
同じ割引条件なら、ミニの3GB超〜5GBは5,698円、使い放題MAX+は5,258円。ミニのほうが月440円高く、年間では5,280円の差です。上限5GBという名前だけで選ぶと、この逆転を見落としやすくなります。割引なしでも8,228円と7,788円なので、差額は同じです。
一方、毎月1GB超〜3GBならミニが月1,210円安く、年間14,520円の差になります。3GBを少し超える月がたまにある程度なら、すぐに使い放題へ変える必要はありません。
使用量が月ごとに違う人は、1年分の合計で考える
| 1年間の使い方 | ミニ/年 | MAX+/年 |
|---|---|---|
| 毎月1GB超〜3GB | 48,576円 | 63,096円 |
| 3GB以内8カ月+3GB超4カ月 | 55,176円 | 63,096円 |
| 3GB以内3カ月+3GB超9カ月 | 63,426円 | 63,096円 |
編集部試算。3つの割引を年間維持し、3GB以内の月は1GB超〜3GB、3GB超の月は5GB以下と仮定。MAX+の1GB以下割引・データ追加購入は含めません。
この条件なら、3GB超の月が年間9カ月あるとMAX+が年330円安くなります。ただし1GB以下の月が多ければミニの優位は大きくなるので、「平均3GB」だけで判定せず、各月を料金の段階に当てはめて合計するのが確実です。ミニで5GBを超えると月末まで最大300kbpsとなるため、出先で追加容量を買う月も別に見積もりましょう。
出典:au「スマホミニプラン+」 / au「使い放題MAX+」
使い放題MAX+とバリューリンクはPontaパスで選ぶ
通信料金を抑えて使い放題にしたいなら使い放題MAX+、Pontaパスを日常的に使うならauバリューリンクプランが有力です。両者の月額差は220円。バリューリンクの料金にはPontaパスが含まれます。
Pontaパスの単体料金は月548円。MAX+5,258円+548円=5,806円に対し、バリューリンクは5,478円。必要な人には月328円、年3,936円の差です。利用しない人はMAX+にすることで月220円、年2,640円を抑えられます。
無料クーポンやポイントを「使うかもしれない」程度なら、現在の利用履歴から判断してください。特典を使うために買い物を増やすと、通信費を下げても家計全体では支出が増えます。
使い放題でも、テザリングまで無制限ではない
標準プランではテザリング・データシェアが合計60GBまでです。上限後はその通信が最大128kbpsとなります。また、スマホの月間データ利用量が200GBを超えると最大5Mbpsの制限があり、混雑時などにも速度制限の場合があります。自宅の光回線の代わりにパソコンで大量通信をする用途は、スマホだけの利用とは分けて考えましょう。
バリューリンクに含まれる衛星通信、5G Fast Lane、海外利用などの特典も、対応機種・契約・対象エリア等の条件があります。海外に行く回数や混雑時の利用が少ない人は、特典の数だけで月額を上げる必要はありません。
出典:au「使い放題MAX+」 / au「auバリューリンクプラン」
マネ活2はどれだけ還元を受けるかで損得が変わる
auバリューリンク マネ活2は月9,328円、auスマートバリュー適用なら請求の基になる月額は8,228円です。広告で見かける実質3,528円は、請求が3,528円になる意味ではありません。後日受け取る現金とPontaポイントを差し引いた比較用の金額です。
| 還元の種類 | 条件の要点 | 最大/月 |
|---|---|---|
| 通信料お支払い特典 | au料金をau PAY カード払い+本人のカード引落口座をauじぶん銀行に設定 | 1,650円 |
| お買い物特典 | 対象決済に通常カード+1%、ゴールド会員+5%。還元上限あり | 2,500ポイント |
| 銀行あずけて特典 | ゴールド会員+auじぶん銀行の月末円普通預金残高50万円以上 | 550円 |
お買い物特典の上限に達する目安は、通常カードなら対象決済月25万円、ゴールドなら月5万円です。請求書払いなどの対象外決済は含められません。残高は50万円に満たなくても、10万円以上で110円、30万円以上で330円の銀行特典があります。各特典はau IDの一致なども条件です。
家族割がある人とない人では、比較の出発点が違う
マネ活系は家族割プラスの割引対象外ですが、対象の家族の人数にはカウントされます。au PAY カードお支払い割も通常プランと同じように重ねて引くことはできません。
家族3人以上・対象ネット・カード割ありのバリューリンクは5,478円。一方、マネ活2はネット割後8,228円から通信料特典1,650円を引いても6,578円相当です。この段階では月1,100円相当の差があり、お買い物・銀行の特典で埋められるかが分かれ目です。
対象決済が月2万円なら、お買い物特典は概算1,000ポイント。銀行特典なしでは6,578−1,000=5,578円相当で、通常バリューリンクより100円相当高い計算です。月5万円なら2,500ポイントとなり4,078円相当、さらに銀行特典550円を満たすと3,528円相当になります。
家族割がない人は、通常バリューリンクがネット割・カード割後6,688円、マネ活2が通信料特典までで6,578円相当になり、還元を受ける条件がそろえば比較結果が変わります。家族の人数を確認してから、先月の対象決済額を入れて計算してください。
新しくゴールドを作るなら、年会費と失う還元も含める
ゴールドカードの年会費は11,000円で、月割りの目安は約917円です。新規作成を前提に、3,528円へ年会費の月割りを加えると約4,445円相当になります。ただし、この計算だけではカードの損得を確定できません。通常プランで受け取れるゴールドの通信料ポイントや、現在使っているカードの還元を失う場合もあるからです。
プラン同士は「請求額+新しく増える年会費−実際の現金還元−使い切れるポイント」で比べ、さらに今のカード・プランで受け取っている特典との差額を見ると判断しやすくなります。満額還元のために決済額や預金を増やす前に、普段の支出で達成できるかを確かめましょう。
試算はauスマートバリュー適用、通信料特典満額、対象決済額が100円単位で計算できる場合。通常カードの基本ポイントや他のキャンペーン、預金利息、投資特典は含めていません。マネ活を選ぶ優劣はそれらの差額でも変わります。
出典:au PAY ゴールドカード公式 / au「auバリューリンク マネ活2」
家族割の扱い:au公式FAQ「マネ活は家族割プラスの割引対象か」。Pontaパス不要なら、月額が220円低い「使い放題MAX+ マネ活2」も公式料金一覧で確認できます。
家族割・自宅ネット割は家計全体で確認する

家族割プラスは単に同居人数を数える制度ではなく、対象プラン・家族グループの登録条件を満たす回線数で決まります。「親の回線があるから3人」と思っても、契約によって対象外の場合があります。別住所の家族も対象となる制度ですが、必要な登録や確認書類を公式で確認してください。
auスマートバリューは対象の自宅ネット等との組み合わせが条件です。光回線ではネット+電話など指定の組み合わせが必要で、スマホとは別に月額料や工事費等がかかります。スマホの1,100円割引を得るためだけに不要なネット契約を追加すると、世帯の総支出が上がることもあります。
本人の料金が下がっても、残るau家族のカウントや割引に影響が出る場合があります。たとえば対象人数が3人から2人になると、対象一般プランは1回線あたり月550円の割引減。2回線残れば世帯で月1,100円増えるため、移る人の節約額だけで結論を出さないでください。
出典:au「家族割プラス」 / au「auスマートバリュー」
月10〜30GBならUQ mobile・povoも選択肢
auの番号を使い続けたいことと、auブランドのプランを使い続けたいことは分けて考えられます。中容量でよい人は、サポート・通話・特典・手続きの違いまで比べて、ブランド変更で困らないか判断しましょう。
| 候補 | 向いている使い方 | 通常料金の目安 |
|---|---|---|
| UQ mobile コミコミプランバリュー | 35GB+1回10分以内の国内通話。店舗で相談したい人 | 3,828円/月 |
| povo2.0 データ追加3GB | 少容量。アプリで購入・期限管理ができる人 | 990円/30日間 |
| povo2.0 データ追加30GB | 中容量。通話とデータを別に選びたい人 | 2,780円/30日間 |
UQは増量オプションなしの基本容量。povoは通話料・通話トッピング別途で、30日間は暦の1カ月と異なります。月額と30日料金を単純に年間12倍で比較しないでください。
UQには2026年6月25日から「UQコミコミおトク割」があり、新たに対象プランへ加入する等の条件を満たすと最大13カ月間は月660円引きの3,168円。14カ月目以降の継続にはゴールドカード等の条件があります。最初の安さと通常料金を両方見てください。
povoは基本料0円でも、データを買わない状態の通信速度や長期間の有料利用がない場合の利用停止条件に注意が必要です。アプリでの管理を負担に感じる人は、料金差だけで切り替えないほうが続けやすいでしょう。
出典:UQ mobile「コミコミプランバリュー」 / povo「トッピング一覧」
移行前には、対応端末・SIM、auメール、端末の残債、キャリア決済、Pontaパス、海外利用、家族割への影響を確認してください。通話や端末代まで入れた金額で、現在の請求明細と並べると判断しやすくなります。
18歳以下・スマホ初心者は専用プランを先に確認
申し込み時点で5〜18歳なら、U18バリュープランが候補です。22歳までの基本料金は3GB以下2,398円、3GB超〜20GB4,048円。対象ネット・家族3人以上・カード割を適用すると1,078円/2,728円です。このプランのネット割・家族割はそれぞれ550円なので、一般向けプランの1,100円・1,210円を当てはめないでください。
23歳になる月の翌月からは、3GB以下でも20GB側の料金になります。また、10GBまで低料金になるU18ギガ増量キャンペーンは2026年5月31日で新規受付終了済みです。現在の新規申し込みに、終了したキャンペーンの容量を載せて判断しないようにしましょう。
小学生向けU12や、初めてスマホへ移る人向けのプランもあります。年齢だけでなく、今使っている端末・契約や申し込み方法で加入条件が変わるため、au公式の製品別プラン一覧で対象になるものを確認してください。
電話をかける人は通話料も含めて比較する
主要な一般向けプランの国内通話は通常22円/30秒です。データ料金が安くなっても、電話の発信が多いと通話料が増えます。LINEなどのアプリ通話と、電話番号へかける通話は分けて確認しましょう。
| 通話の使い方 | 候補 | 追加料金/月 |
|---|---|---|
| ほとんど発信しない | 従量課金のまま | 定額料なし 22円/30秒 |
| 5分以内の発信が多い | 通話定額ライト2 | 880円 |
| 長い電話をよくかける | 通話定額2 | 1,980円 |
22円/30秒なら、880円は課金対象通話の合計20分、1,980円は45分に相当します。ただし短い通話ごとの30秒単位課金や、無料対象の家族通話などで結果は変わります。5分定額は長い通話の超過分が有料なので、「月20分を超えたら必ず5分定額」とは判断できません。
0570など対象外の電話番号、海外通話、SMSは別料金です。よく電話する相手の番号と1回の長さを見て選んでください。
Netflix・Amazonのセットは使うサービスだけで比べる
エンタメパックは、すでに使うサービスが重なる人に向いています。セット名にサービス名があるだけで選ばず、広告の有無・画質・同時視聴・プランのグレードまで今の契約と合わせてください。Netflixパック(P)には広告つきスタンダード、TELASA、Amazonプライムが含まれますが、Netflixの上位プランを使うなら追加料金の確認が必要です。
損得は「パックの月額−通常プランの月額」と、「今後も使うサブスクを単独で契約した金額」を比較します。使わないTELASAなどを定価で足すと、節約額を大きく見積もってしまいます。また、バリューリンクでは対象サブスクの税抜月額に対するPonta還元があるため、単独契約側の還元もそろえて計算しましょう。
既存アカウントの引き継ぎ、利用開始手続き、解約のタイミングを公式で確認してください。ドラマ・バラエティパックのU-NEXTは専用のParaviベーシックプランで、通常のU-NEXT月額プランと同じ内容ではありません。
出典:au公式料金一覧(各パックの内容)、サブスクぷらすポイント。申し込み時の対象サービス・還元条件を確認してください。
料金プランを変える前に確認したい5項目
- 直近数カ月の通信量:1GB・3GB・5GBの境目を超えた月、テザリング量を確認する。
- 現在の請求の内訳:通信料、端末代、通話、オプション、キャリア決済を分ける。
- 割引の登録状態:家族の対象人数、自宅ネット、支払い方法を確かめる。
- 変更で終了する特典:受付終了プランに戻れるか、継続中の割引やサブスクへの影響を確認する。
- 適用日と受付結果:変更画面の案内を確認し、完了画面や受付メールを保存する。
プランだけの変更は通常、翌月1日適用です。機種変更と同時なら当日適用などの扱いがあります。月末2日間のWeb申し込みは翌々月になる場合があるため、ぎりぎりに手続きしないほうが確実です。My auへの表示反映は翌月2日の9時以降が目安で、1日に旧プラン名が見える場合があります。
出典:au「料金プラン変更の手続き」 / au「変更後の適用日」
au料金プランのよくある質問
毎月1GB以下ならどれが安い?
ここで比較した一般向けプランの中では、同じ割引条件ならスマホミニプラン+が安い選択です。使い放題にも1GB以下割引はありますが、3つの割引後でもMAX+3,608円、バリューリンク3,828円で、ミニ2,398円より高くなります。年齢限定やブランド変更も可能なら、専用プラン・UQ・povoを別に比べてください。
家族もネットも割引なしならauは高い?
主要プランの割引前料金は高めになります。店舗サポート、使い放題、必要な付帯サービスに払う価値があるかを確認しましょう。少容量・中容量でコスト重視なら、au内の変更とUQ・povoへの移行を同じ端末・通話条件で比べると選びやすくなります。
マネ活2なら家族3人以上でさらに安くなる?
マネ活系そのものに家族割プラスの料金割引はありません。家族の人数カウント対象と、本人の料金割引対象は別です。通常プランと同じ家族割・カード割を重ねて計算しないでください。
古いプランは新しいプランへ変えたほうがいい?
現在の実際の支払額と必要なサービス次第です。旧プランに適用中の割引や容量が有利な場合もあります。新プランへの変更で終了する特典と、元のプランに戻せるかを確認し、通信料金だけの比較と端末の買い替え費用を分けて判断しましょう。
自分に合うauプランを決めるには
月3GB以内が安定するならスマホミニプラン+、3GB超が多ければ使い放題MAX+が軸になります。Pontaパスを使うならバリューリンク、マネ活2は普段の決済・銀行利用で受け取れる還元と年会費まで確認して選んでください。
最後は、先月だけでなく数カ月の通信量と、家族・自宅ネット・通話の条件をそろえること。公式の料金シミュレーションに自分の条件を入れ、現在の明細と比べれば、「最安表示」ではなく続けやすい料金で判断できます。

