WATCH NOTE 2026.10.23 PRESS CONFERENCE
あの腕元を、
外観から読み解く。
ゴールドカラーのケースに、黒いストラップ。松井秀喜さんが会見で着用していた時計について、写真の特徴と候補モデルを照合しました。
フランク ミュラー
「コンキスタドール」系が有力
ただし、ブランド・シリーズとも外観からの推定です。型番は「8005 CC」を候補として比較していますが、着用モデルの確定には至っていません。
この記事では、「似ている」という結論だけでなく、どの部分が一致し、何がまだ読み取れないのかを整理します。価格や過去の着用歴も、今回の時計について分かったことと区別してご紹介します。
会見写真で見る松井秀喜さんの腕元
腕元の外観を確かめる資料として、日刊スポーツに掲載された2026年10月23日の会見写真(ロイター)を引用し、時計の外観を見ていきます。
会見写真の引用写真引用:日刊スポーツ「背番号90のユニフォームでガッツポーズの巨人松井秀喜新監督」(ロイター)。画像を押すと掲載元を確認できます。
写真の左側に上げた腕の手首に、金色系のケース・明るい文字盤・黒いストラップが写っています。外周の縁が重なったように見える点も、候補モデルと比べる手掛かりです。
ただし、斜めからの写真で、ロゴや文字盤の小さな表示を十分に判別できません。配色や外形の照合に使う資料であり、この写真だけで8005 CCという型番や材質を確定することはできません。

今回照合した候補商品の写真です。松井さんの着用時計との同一性は未確定です。
01松井秀喜の会見の時計は?コンキスタドールが有力

対象は、2026年10月23日の巨人新監督就任会見の写真です。会見の日付と内容はTBS NEWS DIGの会見記事で確認できます。同記事は会見の資料であり、時計のブランドや型番を特定した記事ではありません。
会見写真の腕元に注目すると、丸型ではない樽形のケースと、厚みのある段状の縁が目に入ります。この組み合わせから、編集部ではフランク ミュラーのコンキスタドール系を最有力候補と考えました。
| 項目 | 現時点の整理 |
|---|---|
| ブランド・シリーズ | フランク ミュラー「コンキスタドール」系が有力。外観からの推定 |
| 型番 | 8005 CCを比較候補に設定。確定していない |
| ケース・文字盤 | 金色系のケース、白〜シルバー系の明るい文字盤に見える |
| ストラップ | 黒色に見える。革かラバーかは判別できない |
| 材質・購入価格 | 写真からは分からない |
時計の見立ては、会見写真と候補商品の写真・説明を比較した編集部の推定です。会見映像の全編確認や実物の鑑定を行ったものではありません。2026年10月24日時点で、今回確認した資料には着用時計を確定する本人・球団・メーカーの発表は見当たりません。
02写真のどこが似ている?4つの照合ポイント

比較の軸にしたのは、Chrono24に掲載されている8005 CCの商品写真です。商品写真はリンク先で確認できます。特に重視したのはケース外周の形状と段差で、色の一致だけを理由に選んでいません。
| 見る場所 | 会見写真で見える特徴 | 判断の重みと限界 |
|---|---|---|
| ケースの輪郭 | 縦長で、左右が膨らんだ樽形に見える | 重要な手掛かり。ただし、樽形は他の時計にもある |
| 文字盤を囲む縁 | 一枚の薄い枠ではなく、段を重ねたような厚みがある | 最も重視。候補写真の段状ベゼルと似た印象 |
| 文字盤の見え方 | 明るい地色に、外周の大きな数字状の表示が見える | 補助的な一致。数字の字体やロゴまでは読めない |
| ケースとストラップの色 | 金色系のケースと黒いストラップ | 候補の配色と近いが、同定の決め手には弱い |
メーカーのFranck Muller USA「Conquistador」掲載ページでも、曲線的なケースと段差のあるベゼルがシリーズの特徴として説明されています。なお、リンク先の掲載個体は別仕様であり、会見の時計と同一の商品を示すものではありません。
8005 CCと断定するには、何が足りない?
比較商品の文字盤には小さな計測表示があり、ケース側面にはクロノグラフの操作ボタンが見えます。一方、会見写真では、その配置や形を安定して読み取れません。ブランドロゴ、積算計の配置、側面のボタン、日付表示がより鮮明に確認できれば、候補をさらに絞れます。
樽形+段状の縁はシリーズを考える手掛かり。小さな表示や操作ボタンは型番を詰める手掛かり。この2段階を分けると、「シリーズが似ている」ことと「8005 CCである」ことを混同せずに読めます。
03型番候補8005 CCとは?価格・素材の注意点

「8005 CC」は、今回比較したコンキスタドールのリファレンスです。メーカーのコードガイドではCCはクロノグラフを表すと案内されています。会見写真でその機構を確認し切れていないため、現段階では型番候補として扱います。
1,969,880円
Chrono24掲載の8005 CC・1個体の表示価格
2026年10月24日確認/送料別
この販売ページには、ケースがイエローゴールド、文字盤がシルバー、ストラップがラバーと記載されています。中古品1個体の情報なので、メーカーの新品定価やシリーズ全体の相場とも区別する必要があります。価格・在庫・円換算表示は変わる場合があります。
「金色だから金無垢」「黒いから革」は言い切れない
会見写真で確認できるのは、ケースやストラップの見た目の色と輪郭です。色が似ていても、材質や表面処理までは決められません。また、黒いラバーストラップの販売例がある以上、写真の黒いベルトを自動的に革と説明するのも避けたいところです。
購入時期、状態、付属品、仕様などが分からないため、「松井さんが約197万円で買った」「現在の資産価値はこの金額」といった読み方はできません。
04カサブランカとの違い|過去の着用歴と今回を分ける

松井さんとフランク ミュラーの関係を調べると、過去の時計の記事も見つかります。時計専門誌のwebChronosの記事は、長嶋茂雄さんと臨んだ国民栄誉賞授与式で、松井さんが「カサブランカ ジャイアンツ優勝モデル」を着けていたと紹介しています。これは2002年の巨人日本一を記念した70本限定モデルとのことです。
カサブランカの着用が専門誌で紹介されている
写真の外観からコンキスタドール系を候補として調査
この過去の着用歴は、ブランドに関する背景情報にはなります。ただし、別の機会に同じブランドを着けていたことだけで、今回の時計のシリーズや型番は決まりません。授与式の時計と今回の時計が同じ個体だとする根拠も、今回確認した資料にはありません。
誰から贈られた時計なのか、なぜこの日に選んだのかといった由来も未確認です。会見での着用理由や思い入れを、外観や過去のエピソードから補って断定することはできません。
05よくある疑問と調査資料

- 結局、どこの時計が有力?
- フランク ミュラーの「コンキスタドール」系です。主な根拠は樽形ケースと段状のベゼルの類似で、公式に確認された情報ではありません。
- 型番は8005 CCで確定?
- 未確定です。比較対象の候補にしていますが、会見写真ではクロノグラフの小さな表示や操作ボタンを十分に判別できません。
- 値段はいくら?
- 着用個体の値段は不明です。本文の金額は候補モデルの中古販売例であり、松井さんの購入額・新品定価・相場の断定ではありません。
- 金の時計? ベルトは革?
- 金色系のケースと黒いストラップに見えますが、素材は確認できていません。候補商品の仕様をそのまま着用時計の仕様として扱うことはできません。
- 国民栄誉賞のときと同じ時計?
- 同一とは確認できません。専門誌が過去の授与式で紹介したのはカサブランカで、今回調べているコンキスタドール候補とは分けて考えています。
コンキスタドール系が有力。
8005 CCは、まだ候補。
より鮮明な文字盤・側面の写真や、本人・球団・メーカーによる着用情報が確認できれば、この判断を見直す手掛かりになります。
参照した資料・確認方法
- TBS NEWS DIG:松井秀喜新監督の就任会見2026年10月23日掲載。会見日・出来事の確認。
- Franck Muller USA:Conquistador/Reference Guideシリーズの外観上の特徴とCCの表記。掲載商品は別仕様。
- Chrono24:Conquistador 8005 CC 販売ページ候補商品の写真・仕様・中古販売価格の比較。着用認定の資料ではありません。
- webChronos:長嶋茂雄さんの愛用時計を扱う記事・2ページ目2021年11月8日掲載。松井さんの過去のカサブランカ着用歴。
調査日:2026年10月24日。会見写真と上記資料の照合に基づく編集部の推定で、着用モデルの確定情報ではありません。本文のイラストは説明用のAI生成イメージで、着用時計の再現・同定の証拠には使用していません。


