この記事でわかること✨
日焼け止めスティックは本当に効果がないのか
スティックタイプを使っても日焼けする原因
紫外線を防ぐための正しい塗り方
塗り直す頻度とメイクの上から使う方法
自分に合った日焼け止めスティックの選び方
おすすめの日焼け止めスティック
クリームやジェルとの使い分け方
「日焼け止めスティックは手軽だけれど、効果がないのでは?」と不安に感じていませんか。結論からいうと、日焼け止めスティックにも紫外線を防ぐ効果はあります。ただし、塗る量が少ない、塗りムラがある、汗をかいた後に塗り直していないといった使い方では、本来の効果を発揮できません。本記事では、日焼け止めスティックを使っても焼ける原因や正しい塗り方、選び方、おすすめ商品までわかりやすく解説します。
日焼け止めスティックは効果がないって本当?

日焼け止めスティックは、正しい量を均一に塗れば紫外線対策に役立ちます。「スティックだから効果がない」というわけではありません。
商品に表示されているSPFやPAは、決められた条件で測定された紫外線防止効果を示しています。そのため、SPF50+・PA++++と表示されたスティックタイプであれば、ミルクやジェルと同様に高い紫外線防止効果が期待できます。
ただし、日焼け止めスティックは肌に滑らせるだけで使えるため、どこまで塗ったのかがわかりにくく、使用量が不足しやすい点に注意が必要です。特に透明タイプは、塗った部分と塗っていない部分を目で確認しにくいため、塗りムラが生じることがあります。
また、スティックの幅よりも狭い鼻の脇、目元、小鼻、髪の生え際などには、そのままでは十分に塗れないことがあります。このような部分を指で補わずにいると、「しっかり塗ったはずなのに焼けた」と感じる原因になります。
日焼け止めスティックは、効果が弱いのではなく、十分な量を均一に塗る工夫が必要なアイテムと考えましょう。
参考:日本皮膚科学会「日焼け」
日焼け止めスティックを使っても焼ける7つの原因

日焼け止めスティックを使っているのに焼けてしまう場合は、商品そのものではなく、塗り方や塗り直し方に原因がある可能性があります。
塗る量が少ない
最も多い原因は、肌に付着している日焼け止めの量が少ないことです。軽く1回滑らせただけでは、表示どおりの紫外線防止効果を得るために必要な量に届かない場合があります。
スティックは使用量を数字で判断しにくいため、塗った部分が重なるように、ゆっくり丁寧に動かすことが大切です。
同じ方向に1回だけ塗っている
一方向へ1回だけ動かすと、肌の凹凸や毛穴によって塗れていない部分が残ることがあります。頬や額などの広い部分には、線と線が重なるようにジグザグに塗りましょう。
資生堂も、スティックを肌にフィットさせ、塗った部分を重ねるようにジグザグに動かす方法を紹介しています。
小鼻や目元まで塗れていない
スティックの面が密着しにくい小鼻、目の周り、口元、眉間は塗り残しが生じやすい部分です。スティックの角を無理に押し当てるのではなく、指先に少量を取って優しくなじませましょう。
汗や摩擦で落ちている
朝にしっかり塗っても、汗、皮脂、マスク、衣類、タオルなどの摩擦によって日焼け止めの膜は少しずつ崩れます。特に頬、鼻、首、手の甲は落ちやすいため、外出中の塗り直しが欠かせません。
塗り直していない
SPF50+の日焼け止めであっても、朝に一度塗れば一日中効果が続くとは限りません。一般的には2~3時間を目安に塗り直し、汗をかいたときや水に濡れたとき、タオルで拭いたときは、その都度塗り直すことが推奨されています。
参考:ラ ロッシュ ポゼ「日焼け止め効果の持続時間と塗り直すタイミング」
使用する場面に合っていない
通勤や買い物などの日常生活と、海、プール、スポーツなどでは必要な機能が異なります。汗や水に濡れる場面では、SPF・PAだけでなく、UV耐水性も確認しましょう。
水に強くない商品をレジャーで使用すると、汗や水で落ちてしまい、「効果がなかった」と感じることがあります。
使用期限や保管状態に問題がある
開封してから長期間経過しているものや、高温になる車内などで保管したものは、品質が変化している可能性があります。分離、変色、異臭、塗り心地の変化がある場合は使用を避け、パッケージに記載された保管方法や使用期限を確認してください。
日焼け止めスティックの正しい塗り方✨

日焼け止めスティックの効果を引き出すには、肌に密着させながら、隙間なく塗ることが重要です。
顔に塗る場合
スキンケアを済ませ、乳液やクリームが肌になじんでから使用します。肌表面に油分が多く残っている場合は、ティッシュで軽く押さえてください。
・スティックを容器から約1cm繰り出す
・頬と額には塗った部分が重なるようにジグザグに動かす
・フェイスラインやあごの裏側まで塗る
・小鼻、目元、口元、髪の生え際は指で補う
・最後に指の腹で優しくなじませ、ムラを整える
肌に強く押し付ける必要はありません。ゆっくり滑らせながら、線と線の間に隙間を作らないことを意識しましょう。
体に塗る場合
腕、脚、首などにも、塗った線が重なるようにジグザグに動かします。肩、首の後ろ、耳、手の甲、足の甲は日焼けしやすい一方で、塗り忘れやすい部分です。
広い範囲をスティックだけで塗ると時間がかかるため、最初はミルクやジェルを使用し、外出先での塗り直しにスティックを使う方法もおすすめです。
日焼け止めスティックは何時間おきに塗り直す?

日焼け止めスティックは、2~3時間ごとの塗り直しを一つの目安にしましょう。ただし、過ごし方や汗の量によって適切な間隔は変わります。
| 使用する場面 | 塗り直す目安 | 注意したいこと |
|---|---|---|
| 室内中心の日 | 昼頃に1回 | 窓際ではUVA対策も意識する |
| 通勤・買い物 | 2~3時間ごと | 頬、鼻、首、手の甲を確認する |
| 屋外での活動 | 2時間程度ごと | 汗をかいたら早めに塗り直す |
| 海・プール | 水から出るたび | UV耐水性のある商品を選ぶ |
| スポーツ | 汗を拭くたび | タオルの摩擦で落ちた部分を補う |
日焼け止めの効果は、時間の経過だけで突然なくなるわけではありません。しかし、汗や皮脂、衣類との接触によって塗膜が不均一になるため、定期的に補う必要があります。
メイクの上から日焼け止めスティックを使う方法💄

日焼け止めスティックは、メイクの上から手を汚さずに使いやすいことが大きな魅力です。ただし、強くこするとファンデーションがよれやすいため、次の順番で塗り直しましょう。
・ティッシュで汗や余分な皮脂を優しく押さえる
・スティックを少しずつ、力を入れずに滑らせる
・目元や小鼻は指先に取って押さえるようになじませる
・必要に応じてファンデーションやフェイスパウダーを重ねる
スティックにファンデーションや皮脂が付着した場合は、使用後に表面をティッシュで軽く拭いて清潔に保ちます。ただし、メーカーによって推奨されるお手入れ方法が異なるため、商品の説明も確認してください。
メイクが厚く崩れやすい場合は、顔全体を何度も往復するのではなく、頬の高い位置、鼻、額、こめかみなど紫外線を受けやすい部分から優先的に補うと自然に仕上がります。
日焼け止めスティックのメリット・デメリットを比較

日焼け止めスティックは便利な反面、広い範囲には塗りにくいという特徴があります。自分の使い方に合うか確認しておきましょう。
| 比較項目 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 使いやすさ | 手を汚さず片手で塗れる | 使用量がわかりにくい |
| 持ち運び | 液漏れしにくくコンパクト | 高温下では柔らかくなる場合がある |
| 塗り直し | 外出先やメイクの上から使いやすい | 強くこするとメイクがよれる |
| 仕上がり | さらさらした商品が多い | 商品によっては乾燥やべたつきを感じる |
| 塗れる範囲 | 首や手の甲など部分使いに便利 | 背中や脚全体には時間がかかる |
| 塗りムラ | 密着させれば手軽に重ねられる | 凹凸部分には塗り残しが生じやすい |
朝の全身ケアにはジェルやミルク、外出先での塗り直しにはスティックというように、複数のタイプを使い分けると無理なく紫外線対策を続けられます。
効果を実感しやすい日焼け止めスティックの選び方🌿

SPFとPAを使用場面に合わせる
SPFは主にUVB、PAは主にUVAを防ぐ程度を示します。日常生活では必ずしも最高値が必要とは限りませんが、夏の屋外活動やレジャーではSPF50+・PA++++が選択肢になります。
数値だけで決めるのではなく、肌への塗りやすさや塗り直しやすさも確認しましょう。高い数値の商品でも、使用感が合わず十分な量を塗れなければ効果を生かせません。
汗や水に強いか確認する
海、プール、スポーツ、長時間の屋外活動には、UV耐水性が表示された商品が適しています。UV耐水性がある商品でも、タオルで拭いた後や水から上がった後には塗り直しましょう。
肌質に合った仕上がりを選ぶ
脂性肌や混合肌の人には、さらさらとした仕上がりの商品が使いやすいでしょう。乾燥肌の人は、保湿成分を配合した、なめらかに伸びるタイプが向いています。
敏感肌の人は、無香料、アルコールフリー、紫外線吸収剤不使用などの表示を確認してください。ただし、「低刺激」と表示されていても、すべての人に刺激が起こらないとは限りません。初めて使用するときは狭い範囲から試しましょう。
落とし方を確認する
石けんで落とせる商品と、クレンジングが必要な商品があります。石けんで落とせる商品でも、ファンデーションやウォータープルーフ化粧品と重ねた場合はクレンジングが必要になることがあります。
おすすめの日焼け止めスティック5選

おすすめ商品は、紫外線防止効果、使いやすさ、仕上がり、耐水性などを比較して選びました。商品の仕様や価格は変更されることがあるため、購入前に公式ページで最新情報をご確認ください。
| 商品名 | UV表示 | 特徴 | おすすめの人 | 公式 | 楽天 |
|---|---|---|---|---|---|
| SHISEIDO パーフェクト サン プロテクター スティック | SPF50+ PA++++ | 軽い使用感で、メイクの上から使用可能。UV耐水性★★ | レジャーや屋外活動で使いたい人 | 公式ページ | 楽天ページ |
| 紫外線予報 さらさらUVスティックF | SPF50+ PA++++ | さらさら仕上げ。1歳から使え、石けんで落とせる | 親子で使いたい人、べたつきが苦手な人 | 公式ページ | 楽天ページ |
| SHISEIDO メン クリアスティック UVプロテクター | SPF50+ PA++++ | 汗や皮脂に強く、片手で塗り直しやすい | スポーツや通勤で使いたい人 | 公式ページ | 楽天ページ |
| Beauty of Joseon マットサンスティック | SPF50+ PA++++ | 皮脂によるべたつきを抑えやすいマットな使用感 | 脂性肌や混合肌の人 | 公式ページ | 楽天ページ |
| AHC ナチュラルパーフェクション フレッシュサンスティック | SPF50+ PA++++ | 曲線形状で頬や首など広い部分に塗りやすい | 顔や首へ手早く塗りたい人 | 公式ページ | 楽天ページ |
SHISEIDO パーフェクト サン プロテクター スティック
熱や汗、水によってサンスクリーン膜の均一性を高める技術を採用したスティックタイプです。UV耐水性★★で、屋外レジャーや汗をかきやすい季節に適しています。
透明で肌色を選びにくく、外出先でメイクの上から塗り直しやすい点も魅力です。軽い仕上がりを好む人や、高い紫外線防止効果と耐水性を重視する人に向いています。
紫外線予報 さらさらUVスティックF
首の後ろや足の甲などに滑らせるだけで塗りやすく、使用後の肌がさらさらと仕上がる商品です。SPF50+・PA++++で、UV耐水性も表示されています。
1歳から使用でき、石けんで落とせるため、親子で使える日焼け止めスティックを探している人にも適しています。ただし、子どもに使用するときも、目や口の周囲を避け、肌の状態を確認しながら使いましょう。
参考:石澤研究所公式サイト
SHISEIDO メン クリアスティック UVプロテクター
汗や皮脂に強く、高いウォータープルーフ効果を備えた透明タイプです。男性向けとして販売されていますが、使用感や香りが合えば性別を問わず選べます。
片手で塗りやすいため、通勤、スポーツ、アウトドアでこまめに塗り直したい人に便利です。香りがあるため、無香料を好む人は購入前に確認しましょう。
Beauty of Joseon マットサンスティック
さらさらとしたマットな使用感が特徴で、皮脂やテカリが気になる人に選びやすい日焼け止めスティックです。メイク前だけでなく、外出先でテカリが気になる部分の塗り直しにも向いています。
ただし、乾燥肌の人は粉っぽさや乾燥を感じる可能性があります。スキンケアで十分に保湿してから使用しましょう。
AHC ナチュラルパーフェクション フレッシュサンスティック
肌の曲線に沿わせやすい形状で、頬、額、首などの広い部分を手早く塗りやすいタイプです。日焼け止めを塗る手間を減らしたい人や、外出先で広範囲を塗り直したい人に向いています。
商品名や仕様がリニューアルされる場合があるため、購入時には日本国内での正規流通品か、最新のSPF・PA表示や使用方法を確認してください。
日焼け止めスティックがおすすめの人

日焼け止めスティックは、次のような人に向いています。
・日焼け止めで手が汚れるのが苦手な人
・通勤や昼休みに手早く塗り直したい人
・首、耳、手の甲などへ部分的に使いたい人
・バッグに入れて持ち歩きたい人
・液漏れが気になる人
・メイクの上から紫外線対策をしたい人
・日焼け止めのべたつきが苦手な人
一方、朝に顔や全身へ一度でしっかり塗りたい人には、ミルクやジェルのほうが使いやすい場合があります。スティックだけにこだわらず、生活スタイルに合わせて使い分けましょう。
日焼け止めスティックに関するよくある質問❓

日焼け止めスティックだけでも紫外線対策はできますか?
十分な量を塗り、塗り残しを指で補い、こまめに塗り直せば、スティックだけでも紫外線対策に使用できます。
ただし、広い範囲を均一に塗るのが難しいため、顔や全身への最初の塗布にはミルクやジェルを使い、スティックを塗り直し用にすると効率的です。
何往復すれば効果がありますか?
すべての商品に共通する一律の回数はありません。製品ごとに形状や肌への付着量が異なるため、パッケージや公式サイトの使用方法を優先してください。
回数だけで判断せず、塗った部分が重なるようにゆっくり動かし、小鼻や目元などを指で補うことが重要です。
日焼け止めスティックは衛生的ですか?
肌へ直接塗るため、皮脂、汗、ファンデーションなどが表面に付着することがあります。家族や友人との共用は避け、使用後はメーカーの案内に従って清潔に保管しましょう。
傷、腫れ、湿疹などがある部分への使用は避け、異常が現れた場合は使用を中止してください。
日焼け止めスティックは毛穴を詰まらせますか?
すべての日焼け止めスティックが毛穴を詰まらせるわけではありません。ただし、肌質や成分との相性、洗い残しによってニキビや肌荒れが起こる可能性はあります。
ニキビが気になる人は「ノンコメドジェニックテスト済み」の表示を選ぶ方法がありますが、これはニキビが絶対にできないことを保証する表示ではありません。
去年の日焼け止めスティックは使えますか?
保管状態や開封時期によって異なります。変色、異臭、ひび割れ、塗り心地の変化がある場合は使用を控えましょう。使用期限が記載されている場合は、その期限とメーカーの案内を優先してください。
まとめ|日焼け止めスティックは正しく塗れば効果が期待できる😊

日焼け止めスティックは「効果がない」のではありません。十分な量を塗れていないことや、塗りムラ、塗り直し不足によって、本来の紫外線防止効果を発揮できていないケースが多いと考えられます。
頬や額には塗った部分が重なるようにジグザグに滑らせ、小鼻、目元、髪の生え際は指で補いましょう。さらに、2~3時間ごとを目安に、汗をかいたときやタオルで拭いた後にも塗り直すことが大切です。
朝の顔や全身にはミルクやジェル、外出先の塗り直しにはスティックというように使い分ければ、手軽さと塗りやすさを両立できます。自分の肌質や過ごす場所に合った商品を選び、日焼け止めスティックを毎日の紫外線対策に上手に取り入れましょう。

